ショア・ジギングの基礎知識:沼津編
ジギング:沼津:青物:エギ
ショアから 青物 ・底モノ ・イカ ・シーバス を ゲットしたい人のサイト
※ブル−文字はリンク中
◆水中カメラマンのコラム
Copyright 2009 enjokai BBC All right reserved.
PR:オレッチのオジさんが出してるメルマ。歴史やルーツに興味のある人は登録してやって下さい。結構オモシロイ!
|
【自然を愛するオヤジのコラム】 たいしたことはないので、暇人だけ読んでみて・・・ オレは4/17(土)今朝、BS1でやった、「世界のドキュメンタリー:GREEN」という番組を見て、痛烈な衝撃をうけたので、書きたくなった。 2009年/仏[ジャクソンホール・ワイルドライフ・フィルム祭 グランプリ] 作品 インドネシアが舞台のジャングルが舞台で、自然豊かに象やいろんなサル、トカゲ、鳥、虫、アリ、魚、鹿や、いのししまで、ここは、アフリカかと思ったほど、たくさんの生き物達がいる、豊かなジャングルだった。ナレーションは一切ない。自然の姿と自然の音、わずかな効果音が入るだけの、つまらない番組だった。しかし、なぜか、1時間近く見入ってしまうことになる。 GREENというオランウータンが主人公である。 その森に生きた、オランウータンの母親の名前である。 まず、飛び込んできた映像は、そのオランウータンが、大き目のバックから、顔だけ出して、今まさに息絶えようとしている映像だった。トラックの荷台に置かれ、ガタガタ道を進むトラックの荷台で、まるで、ごみのように、置かれ、ゆれながら運ばれている。これは、なんだ!言いようのない虚脱感と絶望感と悲壮感みたいな感情が、こみ上げた来た。 良くある、アマゾンやアフリカの生き物を主人公にしたドキュメントとはちょっと違う。まさに、何かを訴えている映像だった。 映像が変わり、豊かな森と、さまざまな生き物の生態がすごくリアルな場面から始まった。 タダじっと、その生き物にカメラを向けて、いろんな表情をただ、静かに撮っている。サルが木の上で、転寝をしている。眠くて目を開けていられない。体は木からまさに落ちようとしている。何度も繰り返しながら、物音にハッとして、姿勢を正す。 朝の沼では、象がまるで顔を洗うように水浴びをしている、そこに、鹿や別のサルなどが現れ、彼らも目覚めの水浴びを始めた。 オランウータンのGREENは、枯れ枝の中にいる小さな虫を探しては、それをついばみ、横にいる子どもはGREENが少し食べると、横取りをして、その枝にいる虫をついばむ。しかし、横取りされても怒ることはなく、ごく自然にその動作は流れてゆく。それをじっと見ていると、表情はまさに人間そのものである。 そんな、人間となんら変わらない営みがあるジャングルの木が周りからどんどん刈り取られ始めた。その刈り取られた木は、おびただしい本数で、数台のトラックで何度もピストンをして運んでゆく。 その先は、製材所だ。きれいに製材され、化粧されいろんな製品の材料として、各国に輸出されていた。 注文先に届いた材料は、さまざまなものに加工され、人間が利用する物へと変わってゆく。 それが、何度も繰り返され、やがて、あの豊かな森は、どんどんと木々がなくなり、整地されていった。動物達はどこへ行ったのだろう。GREENたち親子は、まだ、いつもの木で何の変化も見せず暮らしている。 原木、製材、材料、⇒住宅、家具、パルプ、紙など、すべて人間が必要とするために・・・。 その後、刈り取られた土地には、次から次に食用オイルを採るための椰子の木が植林され、整備されてゆく。 動物の姿が、日に日に見えなくなっていった。GREENたちはまだ健在だ。 さらに、伐採は進み、木の本数が数えられるぐらいに、なってきた。ほとんど生き物はいなくなった。 GREENたちは・・・? いた!ちゃんと、いつもと変わらぬ生活をしている。 工場や住宅が、GREENたちから見えるぐらいの距離に、立ち始めた。 さらに、伐採は進む。ついに、大木が1本だけ残されて、他の木はすべて、刈り取られてしまった。 カメラがアップになってゆく。何か、動いている。なんと、その大木に、GREENたちだけが残っていた。なんとも、いえない光景である。 むなしさ?なんだかわからない感情がこみ上げてきた。 その直後、その大木も、ついに切られてしまった。 その横で、横たわり衰弱したGREENの姿があった。 子どもは、GREENの周りをお母さんを見つめながらゆっくりと回っている。体は、どろどろの赤土がべっとり付いて、まるで泥の中から這い出てきたような姿だ。GREENは目をぱちくりさせながら、カメラを、じっと見つめていた。 数日後、子どもはその場所で死んでいた。GREENは、かろうじて目を閉じたり開けたりしている。 地ならしをしていた、現地の人間が、持っていた大きいカバンにGREENを入れてというより、つめてトラックの荷台に載せて、ゆれるがたがた道を何の気遣いもなくスピードを出して去っていった。 気が付くと、GREENは工事現場の事務所にいた。毛布に寝かされ、点滴をされ、横には食べ物が置いてあった。その横たわる姿は、人間のそのものだった。 GREENはじっと、カメラを見つめていた。その目は感情にならない悲しそうな目だった。 数日後、GREENは息を引き取った。 -------------------------------------------------- 釣りをする人は、少なからず、生き物の生死を知っている。 乱獲や自然破壊は結局人間の欲を満たすためだけのエゴの何者でもない! このわずかな、文を読んで、少しでも何か感じるものがあれば、その気持ちを大事にして欲しい。 俺も、命あるものの尊さをもう一度考え直そうと思った。 |